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作品を作り出す時間が、そのかたの癒しになったり、自分を表現することに繋がったりすればいいなと思っています。 ビーズアート作家 高品恭子

ふんわり優しいビーズな時間

花曇りの朝、マンションの集会室で楽しげに準備をしている女性が、今回ご登場いただく高品恭子さん。大学のデザイン科を卒業され、編集デザインの仕事を経てご結婚。しばらく子育てや主婦業に専念された後、持ち前のデザイン力を活かしてビーズデザインの世界へ。数々のコンテストに入賞され、現在は複数の教室で教えながら、東京や釧路などでさまざまなイベントに出展…と活躍していらっしゃいます。

こう書くと、何だかバリバリのキャリアウーマンを想像されるかもしれませんが、実際の高品さんは、至っておだやか。優しい笑顔が印象的です。この日のお教室は、ネックレス製作の後半なのだそうですが、「本当なら仕上がるはずなんだけど、皆さん進み方がそれぞれなので、今日仕上がるかなぁ。仕上がるといいですねぇ」と笑う高品さん。何だかこちらまでふんわりした気分になってきます。「私の教室は、ゆるやかなんです。何かの事情でお休みしたいのなら、お休みすればいいし。そのかたのペースで楽しんでいただけるのが一番だから」とのこと。さて、お話しているうちに、一人また一人と生徒さんがおいでになり、カーペンターズが優しく流れる中、お教室が始まりました。

左上:春色のネックレス。カラーの組み合わせは3種類
右上:説明する高品さんの手にもビーズの指輪がキラリ
左下:細かい部分はホワイトボードを使ってさらに詳しく
右下:糸が絡まった時に使うキュートな「お助けピン」たち

何よりのしあわせは生徒さんの笑顔

ビーズアートにはさまざまな手法がありますが、高品さんが得意とするのは「オフルーム」と呼ばれ、織り機(loom)を使わないで針と糸を使って編み上げていくもの。生徒さん達が作っている様子を拝見していると、作業の細かさ、繊細さに目を見張ります。一粒一粒針でビーズを拾い、仕上がりを確かめながら長さを調節。その様子はまるで修行のよう…。「自分では同じように編んでいるつもりでも、その日の気分や体調によって、編みあがりが違ったりするんです。確かに本当に細かい作業なのですが、それが無我の境地に通じるというか、精神が集中できて、癒しになるというかたもおいでになるんですよ」と高品さんが教えてくださいました。

とはいえ、お教室の間中が静かなわけではありません。今回の生徒さん達は、同じマンションにお住まいということもあり、マンションの管理からご近所のレストラン、お子様の受験の話に花が咲くこともしばし。高品さんのお教室は、作品を作るだけでなく、なごやかなコミュニケーションの場所でもあるようです。

高品さんの作品は、すべてがオリジナル。デザインから素材選びまで、高品さんがこだわり抜いたものです。また、実際に身につけることを考えると、ただ綺麗なだけでなく、強度や耐久性も考慮しなくてはなりません。高品さんは、生徒さんに教える前に必ず自分で試作をされ、どこが難しいか、どうすればうまく仕上がるかなど、作業工程の全部を確認されるのだそう。こうした細やかな心遣いも高品さんのビーズアートの人気なのかもしれません。
「色が大好きなんです」という高品さん。空の色の移り変わりや、自然の石が持つ神秘的な色合いに心を打たれて、デザインが浮かぶこともあるとか。将来的にはネットショップも手がけたいということですが、一人でも多くのかたが、高品さんの優しさに満ちたビーズアクセサリを手に取れる日が楽しみです。

左上:いろいろな質問に丁寧に答える高品さん
右上:一粒ずつビーズを編む細かな作業が続く
左下:見事完成! ビーダー歴10年山本さんの笑顔!
右下:高品さんの受賞作品たち。ため息が出るほどの華麗さ

【編集後記】
写真右上にある白いバッグは、2008年に開催されたコンテストでの受賞作品。クリエイティブの基になったという「デンドリックアゲート」というメノウの一種を中心に、バッグ全体が白からグレイへのグラデーションで構成されている、それは見事な作品でした。写真では見えないのですが、バッグの背中に天使の羽の形のファーがついていて、その名前も「エンジェルズ・バック」。透明感に満ちた艶めきは、まさに「マリアンナ」が目指す肌に通じるものがありました!
※日本アートアクセサリー協会提供 ビーズグランプリ2008 サン・びーどる賞受賞作品 エンジェルズ・バック

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取材:「マリアンナ」編集部
撮影:末松正義

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肌の自己治癒力である「スキンホメオスタシス」を高め、肌本来の美しさを引き出す「マリアンナ」。
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